
こんにちは。内谷・土合教室、理系担当の遠藤です。
今回は、学力検査と学校選択問題です。これは、来年2/26に行われる公立入試のテスト問題の形式です。公立高校は2/26の同時刻に各高校で、5科目(英国数理社)の試験が行われます。この試験で、埼玉県の公立高校131校中22校だけが学校選択問題を採用しています。この学校選択問題とは、英語と数学の2科目だけ、学力検査の問題(国語、理科、社会は同じです。)ではなく、22校統一の難度の高い問題の試験になります。理系担当として、数学について簡単にお話しすると、全体の問題数は変わりませんが、計算問題が学力検査7問に対し、学校選択問題では3問のみ。大問3と4では、学力検査と学校選択問題は同じ問題文ですが、学力検査では、答えを導くヒントを会話文で示されているのに対し、学校選択問題では、会話文(ヒント)がなく、自分の力で分析し、答えにたどり着かないといけない問いになっています。また、計算問題1つを見ても、複雑で難度が高くなっています。
学校選択問題を採用している高校はレベルの高い(偏差値60以上)と言われている学校ばかりですが、私立の難関校のように、高校の学習範囲の知識を持っていないと解けないというわけではなく、あくまでも公立中学3年間で学習した知識がもとになって作成されています。とはいえ、公立高校受験ですが、普段あまり接しない難易度の高い問題に対応するためには、それ相応の対策が必要です。現在、OZでは「学校選択問題対応受験講座」を日曜日に行っています。
近隣で学校選択問題を採用している高校は、県立浦和、浦和一女、浦和西、大宮、春日部、川口北、和光国際、蕨、市立浦和、市立大宮北、川口市立です。
posted by oz-gakushujuku at 16:54|
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