OZ学習塾
〒336-0022 さいたま市南区白幡5-8-17(内谷本部)
TEL:048-799-3401
mail:mail@oz-gakushujuku.com
http://www.oz-gakushujuku.com/

2019年05月18日

なんで? 運動会

小学校では運動会が近づいてきました。

運動が苦手な子にとっては「なんでやるの?」となるのが普通でしたが、「なんで今年はこの競技をやらないの? 去年はやったのに!」「声小さくないのに声出して!と言われるんです〜。なんで?」など、最近はみんなが「?」になりつつあります。

そんな感じで「?」が多くなった運動会ですが、ある運動会を見に行ったとき、ご父兄の方が「いや、いい運動会でしたよ!」と言っておられました。「盛り上がってましたね!」「しっかりしてますねえ」「うちの子はあんまり・・・でしたけど! でもみんな頑張った!」

もちろん、がんばってる人は運動会本番だけじゃありません。体育委員の人、チームリーダー、計測係、本番前のライン引き、放送関係の委員の人もがんばりました。おうちの人だって、お仕事もある中で、朝早くからお弁当を作って、暑い中で外で応援するのは大変です。運動会を見に行って改めて気づきますが、応援席はけっこうぎゅうぎゅうです。運動会の後も、役員や班長の方は大変です。

結局は、運動会が終わったら、紅組が勝ったとか、なんとか君が活躍したとか、チーム競技で失敗しちゃったとか、あまり関係なくて、全部含めて「いい運動会」になっちゃうんですね。「いい運動会」をみんなで作っていくのが素敵なことなんですね。

9a4fe064f051feb96ca3c70568b192dd_m.jpg
posted by oz-gakushujuku at 16:48| 桑原のひとりごと

2019年04月20日

偶然の確率

塾生のみなさん、進級・進学おめでとうございます。

新しいクラスに一喜一憂しているようですが……でも中学2年生・3年生は去年も同じことを言っていたような気もしますね。

塾内でたまにカレンダーを見ながら、誕生日の話が上がりますが、40人のクラスで自分の誕生日と同じ人がいるという確率はどのくらいかということを計算した人がいるようで、どうやらその確率は90%なんだそうですよ。

誰かと同じことがあると、知り合いになれるかもしれませんね。国語教科書「花曇りの向こう」ではないですが、新しい出会いの季節です。そうした人とのつながりを作る経験も、大事な勉強なのかと思います。
posted by oz-gakushujuku at 00:47| 桑原のひとりごと

2019年02月12日

「がんばれ!」〜湯島天満宮から

こんにちは。桑原です。

先日、湯島天満宮に行き、OZの塾生たちの祈願をして、うろうろしてきました。学問の神様で有名な場所で、パンダのいる上野動物園の近くにあります。本当にたくさんの合格祈願の絵馬。下の写真みたいになっているから、道行く人も1枚1枚見ていくんです。

近くにいたおじさん・おばさんのご夫婦は、1枚1枚絵馬を遠目で読みながら、「ほう、この子は看護士資格絶対取る!ってあるね。優秀なんだな。がんばれ〜。」「お父さん、こっちの子は字がすごく上手よ。高校受験だって。がんばって〜。」これを見ていて「いいね!」をもらうみたいに「がんばれ!」をもらってる。そんなふうに思えたのです。

書いた人には直接会えません。でも誰かがたくさん「がんばれ!」と思ってくれたことが、なんだか、ものすごいパワーになって、繋がっているのかもしれない。そんなふうに思えたのです。

OZの塾生のみなさんも、これをがんばる!っていうことが一つあるといいですね。どこかで、誰かから「がんばれ!」をもらえるように。

https://blog.sakura.ne.jp/cms/asset_proxy/a/oz-gakushujuku.sakura.ne.jp/sblo_files/oz-gakushujuku/image/IMG_20190209_185839-thumbnail2.jpg?1549706627829
posted by oz-gakushujuku at 23:45| 桑原のひとりごと

2018年09月14日

絆深き者

こんにちは。桑原です。2学期が始まり、ほとんどの中学校が体育祭に向けて盛り上がっている時期だと思います。そこでこんな話を皆さんに…

戦争を共に戦い、生き抜き、帰還した方たちの友情は、私たち戦争を知らない世代には想像できぬことなのかもしれませんが、「家族以外の人間と人間の絆が最も深くなるとき、それは、死の危険を共にしたときだ」といいます。つまり「戦友」です。

死の危険を共にしたとまでいかなくても、たとえば、部活仲間って友情厚いですよね。毎日のように練習があって、試合・コンクールでは緊張を共にして、表面上のものだけでなくて、きっと部内の人間関係などでも、苦労を共に過ごすんだから、「戦友」に近いと思うんです。

部活の練習でも、体育祭でも、合唱コンクールでも、受験前の勉強でも、恋愛ごとであっても、何か自分自身ががんばらないといけないときってありますね。そのときに、はじめから上手じゃなくっても、むしろ足手まといに思われるくらいでも、「真剣でいる人」の周りには、なぜか素敵な仲間が集まり、生きている時間が楽しそうに、「これが青春だっ!」というふうに見えるときがあります。もしそうなら、きっとあなたが、ほかの人から戦友と認められる人間だからです。だから、少しくらいは演技が入ってしまってもいいから、どんな分野でも、真剣に打ち込む姿だけは、見せ続けないといけない。こういう人間になるんだって、踏ん張るんです。

「きみもがんばってるから、しかたないからこっちもやるよ」と言ってもらえるくらいの人に!

「なんだかんだで、あいつと一緒の場所で過ごせてよかった」と思ってもらえるくらいの人に!

「中学時代の戦友はと言われたら、間違いなくあいつだった」と若い時代が終わり、いつか違う街の、違う空の下でお互いに生きていても、振り返ってもらえるくらいの人に!

たとえ年齢を重ねても、多くのお金を手に入れても、ひとりで物事を成し遂げることはできない。だから、常に、自分は誰かの戦友として生きているんだと思うこともそうそう悪くはないですよ。

c266a3610a16155282bfbce058dde7c6_s.jpg
posted by oz-gakushujuku at 18:29| 桑原のひとりごと

2017年12月11日

かっこよさ〜魅力とは〜

こんばんは。桑原です。

たとえば、去年の秋〜冬にミリタリー系のファッションが流行りました。女子であればガーリーな服の上に、MA−1のような空軍のジャケットを羽織ったりしましたね。夏祭りに浴衣を着るかもしれませんが、その中でも柄や小物に洋風のセンスがあるものをいれてみたりすることもあると思います。

ファッションの中でもそうですが、つまり「はずし」が粋であったり、洒落ているわけです。で、「はずす」ためには「定型」「通常」「ルール」がないと何からはずれているか分からないから、「はずせない」のは理解できると思います。

で、これを普段の生活であてはめるといいです。ルールがあり、そのルールを守りつつ、誰も周りにいやな思いをしないくらいの「少しはずす」やつが「魅力的」なのです。修学旅行とか、テスト前とか、体育祭とかいろいろがありますが、「はしゃぎすぎる」「羽目をはずしすぎる」「自分だけやらない」と、異性から見て「ダサい」「かっこわるい」になってしまう。気を付けましょう。

何事も「定型」「通常」「ルール」があって成り立っていることを忘れないで欲しいです。

61231f3ea1911b73ecf7b0428e4251ff_m.jpg
posted by oz-gakushujuku at 19:48| 桑原のひとりごと

2017年06月19日

V字回復

こんにちは。桑原です。

よく中だるみなどと言われる時期です。本当に「たるんでしまった子」は、成績の向上が見られない時期が続いてしまいます。理由はシンプルで、できないものをそのままにするからです。つまり「できない貯金」をし続けているので、V字で回復することもままならない状況になってしまう。これが一番よくないことです。

学年末テストでは広い範囲に苦戦し、思うように点数を取れなかった生徒が多かったですが、中間テストでは2年生、3年生の多くの生徒が「V字回復」を果たしました。日ごろの努力の継続性が目に見える形で出たことは喜ばしいことです。

また期末テストも「できない貯金」をしないように頑張りましょう。こういうのは、いきなりすぐ結果にならない人もいます。でも、かならず、数字になってかえってきます。

1学期の中間テストが意識を変える機会になれば、うれしく思います。

da2869bfb9cc34d491887a44eab2b951_m.jpg
posted by oz-gakushujuku at 15:49| 桑原のひとりごと

2017年05月20日

中学生の年齢

こんにちは。桑原です。

たとえば、中学3年生は14歳か15歳になった。これを2で割ってみよう。だいたい7になるね。1歳〜7歳のとき。何をしていたのだろう?赤ちゃんだったね。小学生低学年だった。まあ、あまり覚えてないね。

つまり、いま15歳になった人は、実際にその半分くらいしか、「ちゃんと自分で生きたぜ」って感じじゃないんだね。これは驚きだ。もっといえば、恋愛、趣味の時間、勉強、部活、などなど、本当に自分で意思を持って、決めて何かをやっていた時間がどれだけあるんだろうと考えれば、実は、たった5年くらいしかないんじゃないか? 驚きだ。

だから、ほんの少ししか生きていない小中学生に、できないことがあるのは、当たり前。しかも、その半分くらいは赤ちゃんだったよ? できないのあたりまえじゃん?だから、いまの年齢で、できないからいやだとか、どうせやっても無理だろうなんてことを言うのは、決めるのが早すぎるのではないだろうか。
posted by oz-gakushujuku at 15:02| 桑原のひとりごと

2017年04月24日

やらないトレーニング

こんにちは。桑原です。

 「トレーニング」とは、繰り返し同じことをやって、技術を身に着けていくことですね。普通は、やるとパワーアップするイメージが大きいですが、こういうのもあります。

 「だいたいできているから、もう、やらない。」
 「めんどうだから、途中までしか、やらない。」
 「1度やって、わからなかった問題は、もう、やらない。」
 「見た目が難しそうだから、やらない。」
 「結局できることが少ないから、この科目は、やらない。」

 「やらない」ことを猛特訓しているのですから、このトレーニングの効果によって、変な言い方になってしまうけれど、「やらない」のがとても上手な人になります。特に「勉強」の分野では、1日過ぎるだけで、新しい内容が追加されますから、やらないトレーニングの成果は、驚異的に短い時間で、見える形でバッチリ成果が出ます。

 少し話が変わりますが、「野球」「ピアノ」「英会話」なんかと違って、「学校の勉強」だけは、どんな小中学生も実際に自分でやったことがあって、大変さを知ってて、あんまりやりたくないものですよね。でも、実際には、どんな人だって、逆にやらなきゃいけないって分かっているから、みんながまんしてがんばっている。

 だから、勉強の分野の「やらない」は、残念ながら、まわりからの信頼を失う可能性がいちばん高い。「みんなが苦労していることさえも、コイツは逃げてやらないヤツなんだな。」と、心のどこかで思われてしまう。それこそ、仲がいい友人や、好きな異性からでさえも。

 やらない=0じゃないんです。君たちの気づかないところで、何か大事なものが音も立てずにポロポロとこぼれていってる。だから、「できない」ならその気さえあれば挽回の機会はあるけど、「やらない」は絶対にダメなことなのです。
posted by oz-gakushujuku at 16:27| 桑原のひとりごと

2016年03月19日

はなむけのかわりに 〜受験のおもひで

 わたしは雪国で育ったので、高校受験の日も、合格発表日も雪の日でした。雪国では夜も雪が降り積もるので、朝から玄関の前の雪かきをしないと外に出られません。車で仕事に出かける父親は、車のカギの部分すら凍るので、朝から車に熱湯をかけ、さらに車が安全に出られるように道路や駐車場の雪をどかしてから、出るのです。真っ白い街並みが美しい雪国の冬ですが、実際に生活している人にとっては、朝からスコップを持って雪かきするという労働から逃れられないので、想像以上に大変なものです。

 入試の日。
 いつもはたくさん積もっている雪が、わたしの家の前だけきれいさっぱりありません。きっと親が、「入試の日だから」と、深夜なのか早朝なのかわかりませんが片づけていたのでしょう。こんな些細なことが、わたしにはありがたかった。だから、そんな親の息子として育ったわたしもそれにあやかって、今年の雪の日にはOZの校舎の前の雪を、きれいにしてみましたよ。

 入試や卒業式を終えた、OZ第7期生のみなさんも、受験結果だけじゃない何かを得られましたか。家族や、友人や、周りの人に支えられて、君たちも、わたしもここまで来ました。
 
 そしてこれからも。そんなことを忘れずに、高校へ行っても頑張ってください。

 卒塾おめでとうございます。


posted by oz-gakushujuku at 15:20| 桑原のひとりごと

2015年11月27日

青春の1ページ(2015秋)

ある青春の1ページ OZ学習塾の風景から
〜a day in the student's life 2015〜

いよいよ定期テストも、事実上ラストの回。中学3年生は、1日で約6時間もの試験勉強をこなした。夜7時。6時間の勉強のあと、さらに夜も自習に来た受験生たち。そんな彼らに、こんなことを聞いてみた。

teacher:君たちはよくぐで〜っとならないね。
    6時間やった後だよ?
    本当は帰りたいだろ?
    眠くないの?疲れないの?ん?

student A:別に〜。休憩入れてるし。
     眠くはなるけど、疲れませんよ。
student B:倒れないでしょ。
     普通にやれるでしょ。
student C:そうそう。
     で、今日、夜10時まで、
     塾開いてるんスか?
student D:テスト前だからねえ…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ああ。
できれば、おうちの人に、見せてあげたかった。ビデオ持ってくりゃよかった。OZ学習塾で預かった息子さん、娘さんは、こんなに立派になりましたよと。

向かいのスーパーの灯りも、すっかりおちた頃、やっぱり疲れているのだろう、赤い目をしながら、校舎を後にする受験生たち。カバンの中は、教科書やら、問題集やら、勉強で使ったプリントの束やらがパンパンに入っている。それも重たいだろうに。本当におつかれさま。

青春時代には、常に必要なものがある。それは、自分の限界を見せること。限界を見せてくれる人間ほど、信頼され、愛される。そうしてできた仲間たちが、いつのまにか、勝手に自分の青春時代を、素敵なものに作りかえてくれている。
posted by oz-gakushujuku at 14:43| 桑原のひとりごと
OZ学習塾の詳細はこちらです。      ↓ http://www.oz-gakushujuku.com/
プロフィール