夏期講習が終わりましたが、連日の猛暑の中、みなさん本当に一生懸命頑張っていました。そして、中学3年生はいよいよ本格的な受験モードに入ります。
さて、9月1日(日)には第4回の北辰テストがあります。前回の第3回の北辰テストの前日には大勢塾にやってきてくれて、テスト対策に一生懸命取り組んでいる姿が素敵でした。ちなみに、北辰テストを受けた後はみなさんどうしていますか?解いて、丸つけて、「○○点とれた!」と喜んだら、その後どうしていますか?それで終わり?それではもったいないです!
「あー、こここうか!」とか、「ほうほう、こういう問題はこう解くのか」とか、「この単語ってこういう意味なのか!」という新発見や再確認はありませんでしたか?
ありますよね?
そういった経験はチャンスです。何のチャンスかって、「もっともっと伸びる」チャンスです。知らなかったこと、自分の記憶に定着していなかったこと、それらが確認できたんですから、それらをいま、しっかりと復習しましょう。そうすると、「できなかったこと」が「できること」になっていきます。そうして、今度また類似の問題に遭遇したとき、確実に解けるように自身を高めてあげましょう。
例えば、過去問を解いて、80点マークしたとします。「やった! こんなにとれた!」喜ぶのは第一段階です。大いに喜びましょう、大いにご自身を褒めましょう。それが終わったら次は第二段階です。できなかった問題に目を向けましょう。80点とれたということは、解けなかった20点分の知識・解法を身につければその過去問は満点がとれるということです。こうして自分にとっての「確実に解ける問題」を増やしていきましょう。
過去問に取り組むとは、「現時点の自分の実力」を知る機会であるだけでなく、「自分の課題」を知り、それを「できる」に変えることができる機会でもあるのです(北辰のポスターにもありましたね)。ご自身をより高めてくれるのは「解けた問題」ではなく「これから解けるようになる問題」です。解答解説を見てもわからないことがあったら、なんなりと質問してください。
9月1日の第4回北辰テストに向けて一緒に頑張りましょう!
