OZ学習塾
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2024年11月18日

【OZ学習塾土合教室】高校受験の受験者数と合格者数?

  こんにちは。内谷・土合教室、理系担当の遠藤です。
  今回は、受験者数と合格者数についてお話をします。まず、皆さんが受験する公立高校は、各高校で募集定員は違いますが、240名〜360名ほどです。
 例えば、南稜高校の募集定員は普通科で320名です。公立高校は、原則、合格したら入学することになりますから、受験生は全員第一志望で受験します。当然、合格者の人数も320名となります。1学期に全中学校で志望校調査が行われた結果をもとにお話しすると、現在、532名の受験生が志望しています。倍率は532÷320≒1.67倍となり、532−320=212名が不合格となります。南稜の昨年度の同月比の倍率が1,59倍でしたから、昨年度より高くなっています。また、実際、受験した生徒は420名でしたので、最終倍率は、420÷320=1.32倍でした。今年も現在の倍率のままとはなりませんが、同月と比べて今年は高くなっているので、最終倍率も1.3倍を超えてくると予想されます。
 私立高校は、各高校で募集定員は違いますが、120名〜800名です。
 例えば、埼玉〇高校の募集定員は全コース合わせて720名です。受験結果では、受験者数は約2200名でしたので、倍率を計算すると、2200÷720≒3.06倍となります。しかし、私立高校は単願受験・併願受験とあるので、公立高校と違って合格者全員が入学するわけではありません。第一志望の公立高校が合格すれば辞退することになります。実際、埼玉〇高校では、受験者数2200名のうち、合格者数は約2000名で、実質倍率は、2200÷2000=1.1倍でした。また、合格者のうち、入学したのは約1000名で、半数は合格したけど辞退したことになります。
 単願受験者は合格すれば入学することになりますが、併願受験者は、第一志望校の合否によって変わります。そのため、募集定員が決まっていても公立高校の受験が終わるまで、何人の生徒が入学するのかわからないということになり、合格者も入学者も募集定員と同じになりません。埼玉〇高校では、募集定員720名ですから、約280名も多く入学したことになります。40名1クラスで考えると、7クラス分多く入学したことになるので、教室が足りないということにもなってきます。そのため、翌年の個別相談の内申・偏差値の基準を高くして(例えば、昨年は偏差値50を満たしていればよかったところを今年は偏差値53を満たしていなくてはいけないなど)、受験者数そのものを減らす手段を取ります。
 今度の入試ガイダンスでは、そういった「倍率について」も含めて、おもに公立高校について、ご説明差し上げます。読書.jpeg
posted by oz-gakushujuku at 15:37| 各教室から
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