今日のテーマは『いい先生とは?』です。最近、学校では生徒が先生に対して失礼な態度をとったり、暴言を吐くような話をよく耳にします。学校の先生は本当に大変だと思います。何度言っても言うことを聞かない生徒や授業を妨害するような生徒の対応に学校の先生たちは毎日非常に苦慮されていると思います。そして、生徒に厳しく接する先生は生徒から嫌われたり、陰で文句を言われているような話もよく聞きます。それは今も昔も変わっていないですよね。私もよく陰で文句を言っていました(笑)。
確かに生徒の気持ちも考えずに、理不尽に厳しいことを言ったり、ただ生徒を罵倒するだけの先生は良くないですが、叱ることは教育にはなくてはならないことだと思います。人から厳しいことを言われたり、自分の行動を咎められたりすれば、誰でもいい気分にはなりません。しかし、言う方も決して気分がいいものではありません。反感を買うことをわかっていて、あえて相手のためを思って厳しく言っているのです。私も学生の頃は先生の言うことに反感を感じ、納得いかなかったことも多くありました。しかし、大人になってから先生に言われたことを思い出すと納得できることは多くあります。
卒業後、同窓会で先生とお会いした時に、「反感を買ったり、嫌がられたりするのも教師の仕事。悪いことは悪いと言わない方が生徒のためにならない。私の伝えたいことが大人になってから少しでもわかってくれればそれでいい。」と仰っていました。心から凄いなと思いました。いい先生ってこのような先生なのかなと思います。
