久しぶりの「ひとりごと」です。今日は受験生に向けての内容を書きたいと思います。詳しい勉強の内容は各教室の先生がしっかりと教えてくれているので、ここでは受験生としての意識を伝えたいと思います。私が伝えたいことは以下の2つです。
@時間を有効に使う。
2学期以降は体育祭や学校祭など学校行事が意外と多く、さらに北辰テストなどの模試、高校説明会など非常に忙しい時期になります。しかし、受験は待ってくれないので、忙しいから勉強できないでは困ります。私がお勧めしたいのは学習計画を立てる前に、「1週間の中で勉強できる時間がどれぐらいあるのか」を明確にすることです。もちろん、その勉強時間には学校での時間や塾での授業時間は含みません。曜日によって勉強できる時間には違いがあります。「●曜日の●時から●時は勉強できる時間」だと分かるようにしておけば、無意味に時間を無駄にすることも減るはずです。時間は与えられるものではなく作るものです。気分で勉強するのではなく、時間を意識して勉強に取り組みましょう。
A勉強の不安は勉強でしか解決しない。
不安を抱えていない受験生はいません。受験校のレベルに関係なく受験生は必ず不安を抱えています。逆に不安を感じていない方が私はおかしいと思います。高校に入るためには必ず受験が必要です。OZの生徒のほとんどは、高校受験が初めての受験になります。初めての受験に対して不安がないというほうが不思議です。
「成績が上がらない」、「北辰テストの問題が全然解けない」、「分からない問題が多すぎる」などいろいろな不安があると思いますが、それらの全ての不安を解消できるのは勉強することなのです。『そんなこと分かってるよ。でも、勉強出来ないから困ってるんじゃないか。』と思う生徒も多いと思います。では、どうすればいいのか。
それは「不安になる時間をなくす」ことです。残念ながら不安は本能から出るものなので、出てしまったらそれを理性で抑え込むことは困難です。不安になりそうになったら、何でもいいから勉強することです。勉強するものがないと言うなら、「英単語」、「漢字」、「理社の語句」などを紙一面にひたすら書き続けることから始めてください。家などでは声に出しながら書くこともいいかもしれません。他のことは考えずに、書くことに集中して数枚その作業を繰り返してみてください。そのうちに、他の勉強に取り組む気持ちが出てくるはずです。「心が動かないなら、まずは手を動かすことから始める。」是非、参考にしてみてください。
受験まで半年もありません。それに半年はあっという間に過ぎていきます。後で後悔しても虚しいだけです。今のこの時間を大切にしてください。

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